アテネオリンピックバレーボール世界最終予選 日本 vs 中国


・日本 2 [ 25-27 25-20 22-25 25-22 16-18 ] 3 中国

スタメン
宇佐美大輔 山本隆弘 山村宏太 斎藤信治 甲斐祐之 杉山マルコス
・・・紙一重でした。日本はとてもいいバレーをしました。どっちが勝ってもおかしくはなかったです。勝負をわけたポイントは・・・なんだろう?第5セットのラスト3点のところでひとつでもセンターを使っていれば(たとえそれが決まらなくても)、山本へのマークを僅かでも外せたんじゃないかという気が。完全に山本には3枚ブロックが着いてましたからね。中国はエースの湯苕(タン・ビョウ)にボールを集めてはいましたが、センターでも切ってましたし。ただあの局面でエースに頼るのは当然であって、山本に賭けてそれでダメだったんだから仕方ないのかな、とも。
そういえば、中国に懐かしい顔が見られましたね。ひとりは張翔(チョウ・ショウ)。かつて中国のエースとして活躍して、Vリーグでも東レ泉川正幸と対角を組んでプレーをした人です。豊かなジャンプ力から繰り出される気風のいいスパイクが私は好きでしたね。あとはセンターの鄭亮(テイ・リョウ)。線が細くてパワフルさはないですが、とても巧い選手です。