本当の視線は08年北京 「アテネはそのための第一歩」

北京五輪ではキャプテン?

アジアのライバル韓国に劇勝してアテネ五輪切符を獲得したバレーボールの女子日本代表。前回シドニー大会は最終予選で敗退したが、柳本監督は就任1年少々で雪辱を果たした。このチームの強さとはいったい何?アテネではどんな戦いを見せてくれるのだろう?76年のモントリオール五輪で金メダルを獲得し、現在は柳本ジャパンの裏方として奔走する荒木田裕子さん(50)に聞いた。
いつの記事かわかりませんが、なんかあったので。よく見るとアテネ五輪の出場権を獲得した韓国戦の直後のようです。
あのパワーは日本選手にないもの。だが今はまだ一本調子だから、高いブロックに対してはもっと工夫が必要かな
やっぱり今までの日本になかったあのパワーは魅力ですよね。あれでブロックをかわすテクニックをつけたら鬼に金棒(言い過ぎ)じゃないですか。ま、大山にはあんま小細工には走ってほしくないけど。高いトスをポーンと上げとけば決めてくれる選手が一人いればセッターは楽ですよ。
柳本監督の本当の視線は、アテネではなく08年の北京ではないかと思う。今回メンバーから外れたが、15歳の狩野舞子八王子実践高)はじめ、ミドルティーンの好選手が多い。かつて米国を率いたダグ・ビル氏は、どんな国でも10年に一度は選手の巡り合わせに恵まれる、と語っていた。日本の女子は今がそれに該当するのでは
4年後の北京の頃は今の代表だけを見ても栗原恵大山加奈有田沙織荒木絵里香の84年カルテット(そんな言い方するのかw)が24歳。大友愛が25、木村沙織が22、杉山祥子が28。高橋みゆきが29、竹下佳江が30。アテネ以降代表入りが確実な狩野舞子が20。他にも木村沙織の世代にもそのひとつ上(大山未希の世代)にも有望な選手はたくさんいます。確かに一番良い頃かもしれません。ただその時に吉原のようなキャプテンがいるのか?と疑問も。年齢的にもポジション的にも竹下がいいとは思いますが、どうでしょう。高橋も佐々木もキャプテンって感じじゃないしなぁってアテネも始まってないのに言っても仕方ないですなw