野口逃げ切り金!日本連覇

女子マラソンで、野口みずき(26=グローバリー)が悲願の金メダルを獲得した。27キロ付近で先頭集団から抜け出すと、30キロ過ぎから完全に独走。昨年の世界選手権覇者ヌデレバケニア)に追い上げられたが、2時間26分20秒で優勝した。日本女子では前回シドニー大会の高橋尚子スカイネットアジア航空)に続く金メダルを獲得。同じ国の連覇は女子マラソンでは史上初の快挙となった。五輪発祥の地で、野口が伝説の最強ランナーになった。
すげーすげーすげー。マジすげーよ。暑さで戦線離脱する選手が相次ぐ中、素晴らしい走りを見せてくれました。選考のとき、高橋尚子坂本直子土佐礼子の3人から2人を選ぶの時に色々とゴタゴタがありましたが(野口は決まってました)そんなものを吹き飛ばす快走でしたね。土佐も5位、坂本も7位と全員入賞です。ソフトボールの3位決定戦敗退のショックを和らげてくれる快挙でした。
アテネの華みずき
小さな最強ランナーの誕生だ。パナシナイコ競技場に最初に飛び込んだのは150センチ、40キロの野口みずき(26=グローバリー)だった。全身をはずませる大きなストライド。27キロ付近でスパートをかけた。エチオピアのアレムを突き放すと、ひたすらゴールを目指した。昨年の世界選手権覇者ヌデレバの猛追を受けたが、そのまま逃げ切った。