第11回Vリーグ開幕戦


大阪府立体育館
 ・デンソーエアリービーズ 0 [ 22−25 22−25 15−25 ] 3 パイオニアレッドウィングス
 ・NECレッドロケッツ 3 [ 25−20 27−25 25−18 ] 0 日立佐和リヴァーレ
高知県民体育館
 ・久光製薬スプリングス 0 [ 17-25 26-28 21-25 ] 3 JTマーヴェラス
滋賀県立体育館
 ・東レアローズ 3 [ 27-25 25-16 25-21 ] 0 茂原アルカス
残念ではありますが、こんなもんでしょう。勝って欲しいという希望は持ってましたが、相手は昨年の優勝チームですし。主力が怪我してるとか年齢層が高くなってるとか言っても、昨年のレギュラーがほとんど残ってる上に全員が百戦錬磨の猛者ですからね。そう簡単には勝てないですよ。ま、「開幕戦で昨年のVチームを叩いて勢いに乗るぜ!」という楽しみを持てただけでも昨日は十分です(控え目)それにまだ対戦は2回残ってます。もしかしたら1つくらいは勝てるかもしれません。楽しみは後に取っておきましょう(前向き)

横山雅美岡野知子細田絵理井上香織、上田かおり、渡部有香櫻井由香
温水、草深の両ベテランではなくて横山、細田という若手で来たことに若干驚きましたが、序盤は互角。パイオニアの高いブロックに押さえこまれる場面も多々ありましたが、逆にフールマンをシャットでお返しするなど見せ場も作りました。渡部のバックアタックも要所で決まってました。3セット目は集中力が切れたのか、息切れしたのか大差で取られましたが、トータルで見ればまずまず善戦してたように思います。ストレートで負けはしましたが、「前と全然変わってないじゃん」と悲観的になるような結果ではなかったと(私は)思います。リーグは4ヶ月という長丁場なので、その中でも十分レベルアップできると思います。今後に期待!
とりあえず初戦で感じた修正すべき点を挙げてみると、ネット際での押し合いに弱い。相手が苦し紛れでフェイントしなければいけないような場面でも簡単に落とされてる。ブロックをきちんと飛ぶ。もっと(二人の)間を詰める。ストレート、インナーを抜かれるならともかく間を抜かれるとレシーブも出来ない。渡部のライトへの移動はストレートを狙え。クロス側をかなり止められてた。大友や吉原なんかがやるようにアンテナぎりぎりのところからストレート側に切るべし。パワーはあるんだから弾けるはず。あと今年もサーブでの得点はあんまり期待できそうにないなぁ。。。
試合とは直接関係ないけど、全日本選手のいる人気チームとの試合は、毎度のことながらアウェーだな。パイオニアが点を入れると周りは拍手で沸き返るけど(佐々木、吉原が決めた場合は特に)、デンソーが決めても盛り上がるのは応援団席だけ。俺は1Fにいたんですが、ちょっと見回しただけでは1人も見当たらない。みんなシラーっとしてるからね。単に近くで見たいというのと写真が撮りやすいってので、いつも1Fにおるんですが、あれだけハッキリしてると楽しくない。デンソーが点入れたときに盛り上がろうもんなら、思いっきり睨まれそうな勢いです(笑)やっぱり応援しようと思ったら2Fに行かんとダメですね。
そういや、今まで2Fで見たことってあんまないなぁ。刈谷と西尾くらいかな。西尾は燃えたなぁ。今年もあんな試合を一度は見せて欲しい。

NEC×日立佐和


大貫美奈子仁木希高橋みゆき杉山祥子河村めぐみ大友愛有田佳織
栗原のところに仁木、有田(沙)のところに松崎っていうスタンダードな形でくると思ったら、河村を使うために大友をライトに据えた少し変則的な形でした。器用な大友がいたからこそ出来たフォーメーションですね。普通、サイドアタッカーがセンターに回ることはあっても、センタープレイヤーサイドアタッカーをやることはほとんどありませんから。ま、そうは言っても純粋なライトプレイヤーいう感じではなくて、ライトのセミトスも打てるセンタープレイヤーみたいな動きでした。ブロックも河村とチェンジして真ん中で飛んでましたし。ライトに入ることで、センターでプレイする時に比べると(大友自身の)攻撃の幅は狭まりますが、後衛に下がってもリベロと交代することがないので(彼女は一応サーブレシーブも出来ますし)バックアタックが使えるというメリットがありますね。あと河村が入ることでブロックを高く出来ます。ただ河村はブロックの左右の動きとかクイックに入るスピードとか(まだ)今ひとつですけどね。
次は明石か。。。無理っぽいなぁ(^^;; でも、Vが始まったことで毎週の楽しみは出来たなぁ。試合の放送も(赤ロケ中心だけど)ちょこちょこやるみたいだし。