Vリーグ女子 大阪大会@八尾市立総合体育館


デンソー 3 [ 25-13 25-20 25-18 ] 0 茂原
日立佐和 3 [ 18-25 25-21 25-18 25-21 ] 1JT
昨年2月の決勝ラウンド以来の八尾。開場は13:00で着いたのは15分前ほどだったんですが、客の少ないこと少ないこと。「ありえねー」と一瞬思いましたが、よくよく考えたら普通だなって。
去年の八尾と比べてそう思ったんですが、去年の八尾での試合は、π・NEC東レ・久光と人気上位の3チームがおったわけですよ。佐々木みきはいる、大山加奈はいる、栗原恵はいる、大友愛はいる(だけどブレイク前)と、のちの五輪最終予選・アテネの代表となる選手が12人中9人*1という特盛状態だったんで人が入んないわけないんですよ。これで入らなきゃいつはいるんだ?って感じです。
で、今回。チームはデンソー日立佐和JT・茂原。お世辞にも人気のあるチームとは言えない4つです。唯一JTには竹下がいて、昔からのバレーファンなら懐かしい顔*2が揃ってるってこと(茂原の辻も)を除けば世間一般に知れているような人は皆無と言えます。
もうねアリーナなんて3割くらいしか埋まってないし(もはや自由席状態w)スタンドも応援団の方が圧倒的に多い。ま、そんなこと今さら言うようなことじゃないか。別に今に始ったことじゃないし。メグカナの人気はあるけど、バレーの人気は無いってこった。
余談ですが、関西ってのもあるような気がする。これが関東での開催だったらもう少しマシだったような。ライブにしても関西は入りが悪い上に盛り上がりにもかける。去年のSLIPKNOTのライブも悲惨でした。城ホールってのが少し大き過ぎた気もしますが、ガラガラの上全然盛り上がってなかった。話によるとあまりの湿っぽさにメンバーが怒ってアンコールをしなかったとか。俺はそんなこと全然気付きもしませんでしたが(笑)
話が逸れまくってしまいましたが、試合の方は茂原が悪かったってのが大きいけど、みんなまずまずの出来だったと思います。単調さが指摘される横山のトスも余裕の展開だったからか、さほど偏った感じは見られませんでした。ですが、もっと流れの中でコンビをガンガン使えるようになってほしい。サーブレシーブ一本目とかチャンスボールから、とかはサッカーで言えばセットプレーみたいなもんで(強引?w)流れ(ラリー)の中で、多彩なコンビネーションが見られるようになれば、ひとつ上にあがれるんじゃないかと。もっと意外性が欲しい。
あと、スパイク→ブロック→フォロー→切り返しってプレーが連続して続く時があるけど、この時横山は決まったようにレフト一辺倒にトスを上げる。この中でコンビを使うのは難しいけど、レフトのアタッカーがどういう状況なのかってのを確認して欲しい。とにかくレフトって感じで、アタッカーがまだ開けていないとか体勢が崩れていても関係なく上げてる。結果、打てないって場面がよくある。同じような場面で竹下は、トスをあげる前に必ず一瞬アタッカーを見て「打てないな」と判断したらライトへ振ったりバックに上げたりと状況判断に優れてます。横山にもこの辺りの冷静さが欲しいところ。ま、この辺はセッターだけじゃなくて、他のアタッカーが声出して呼ぶってのも必要だけど。
こちらも不調が囁かれる細田ですが、スパイク決定率は相変わらず20%台と数字だけ見ればそんな良くないけど動きは悪くなかったかと。サーブレシーブが悪いとかは本人の責任だけど、スパイクが決まらないのは本人だけじゃなくセッターとのコンビにも問題がある。毎回ブロックが2枚、3枚きっちりつくとか、トス自体の質が悪いとか。(そういう状況で決めてこそエースですが)なので、チャミには細田に対してはブロックが1枚、ないしはノーマークになるようなトスをお願いしたいw ブロックが2枚以上ついた時は、細田の責任じゃないっつーことで(笑)
ま、それは冗談ですが、細田にはもっともっと頑張って欲しいなぁ。現在、うち的にエアリー一押しなんで。高さはないけど、ストレートにもクロスにも一応打ち分けは出来る。なので、高さを上げるのは厳しいんで、もう少しパワーかな。それかブロックアウトの技術を身に付けるとか。でも、今のエアリーに狙ってブロックアウトを取れる選手はおらんなぁ・・・

*1:栗原・高橋・杉山・大友・大山・吉原・佐々木・成田・大村の9人。あとの3人は竹下・木村・辻

*2:江藤・森山・熊前など