男子バレーボール 日米対抗@滋賀県立体育館

昨日から始まった男子バレーボールの日米対抗2日目。場所は昨年のVリーグではじめて栗原恵大山加奈のメグカナ対決が行われた滋賀県立体育館。ここはデンソーが第10回Vリーグで初勝利をあげた場所でもあります。2つ目は個人的な印象が強過ぎますかね(笑)
大津駅からタクシーで体育館へ。8時頃から体育館へ行ってる人もいたとか(試合開始は13時)そんな話をしながらものの10分ほど到着。体育館前には長蛇の列が!と思ったらそうでもなく、ま、それなりにはいましたが、これだったらVリーグの時の方がよっぽど多かったなと。それよりも驚いたのが客層。「今日ってバレーボールの試合でしたよね?」と言いたくなるような(苦笑)女性と子供(女の子)ばっかり。俺のような野郎の姿なんてほとんど見当たらない。もし何も知らなくて「この列ってなんなんですか?」と聞いて「なんかジャニーズがイベントやるみたいですよ」と答えを返されたら「あ、そうなんですか」と信じてしまいそうな勢い。ちょっと大げさかもしれないけど、そんな感じ。マジで。
中に入ったら思った以上に客が入ってない。最初は「まだまだ試合開始まで時間があるから」と思ってたけど、試合開始になっても2階席は3分の1も入ってない状況。(1階アリーナはほぼ満席)言ってしまえばガラガラ。前回のVリーグも男子は一度も見に行ってないから、どんな感じなのか分からないけど、男子の人気ってこんなもんなんでしょうか?親善試合(みたいなもんでしょ)とは言え、全日本のメンバーは全員いるし、もっと客集まってもいいような感じがするんですけどね。確かに場所は悪いですけど・・・
全日本はまだ最終予選の12人が決まっていないので、4日間の日米対抗は日替わりでベンチ入りする人が変わる。今日は山本隆弘加藤陽一といった主力をはじめ、杉山マルコス小林敦らがベンチを外れてました。やっぱ今の全日本で山本、加藤抜きというのは将棋で言えば飛車角落ちのようでかなり物足りない。女子で言えば、メグカナ抜きのようなものか。そんな2枚看板抜きの全日本の今日のスタメンは
セッター 宇佐美大輔
センター 山村宏太
センター 斎藤信
レフト 諸隈直樹
レフト 越谷章
セッター対角 直弘龍治
リベロ 津曲勝利
の7人。結果は3-2で敗北。2セット連取したもののアメリカの粘りの前に押し切れず。最終セットも10-5とリードしながら逆転負け。ま、ベストメンバーじゃなかったからって事にしときましょう。
昨日の試合を見て感じたことをいくつか。
・ノブコフが良い。熱い。
・諸隈、サーブ外し過ぎ。
・直弘の決定力がいまいち。止められる以前に手にヒットせずにフかしてる場面が多かった。
・越谷が調子良さそう。キレのあるスパイクをよく決めてた
・宇佐美カッとなり過ぎ。
・低くて早い平行トスを打たせたら、やっぱり細川はスゴイ。
そんな感じ。山本が出てなかったってこともあるとは思いますが、ライト一辺倒の攻撃ではなくてクイックも適度に出てたかと。最近の男子ではあんまり見ない、レフトプレイヤーがセンターの裏に切り込んでくる時間差なんかも随所に。女子だと高橋がよくやるやつですね。あとパイプ(バックセンターからの低くて速いバックアタック)も何度かやってましたけど、ほとんど決まってなかったですね。トス自体あってなかったです。ま、いろいろやろうとしてるな、って感じはしました。