木村カエラ 1st Tour 2005 4YOU＠BIG CAT

ルックスやボーダフォンのCMなどを見ていると、いかにも「女の子」という印象を受けますが、ライブでの印象はまったく違っていて、むしろ男っぽいとさえ感じます。ま、これは私がテレビやラジオ番組等での姿をあまり知らないから、そう強く感じるのだと思いますが。
肝心のパフォーマンスは「誰」で、サビ1、サビ2をキーを下げて歌っていましたが、全体を通しては安定していて、特に「あの頃」や「weak」での堂々とした歌いっぷりは、「新たな歌姫誕生！？」というのは、言い過ぎかもしれませんが、そう感じさせるほどの貫禄がありました。
MCは特別うまいというわけではありませんが、初のワンマンツアーとは思えないほど落ち着いていて、ファンの声にも適度に反応しつつ淡々と話をするという感じ。途中、詰まったり噛むこともなく安心して聞いてられます。大阪が好きらしいんですが、「たこ焼き」を連呼し過ぎなのはご愛嬌（笑）大阪に住みたいというくだりでは、ファンからの「一緒に住む！」というのを受けて、即座に「一緒に？悪いけど、それはないね。」と返したのは、アイドルにはできない芸当でしょう。
カエラのパフォーマンスには非常に満足していますが、バンドメンバーの紹介なんかがあっても良かったかなと思います。途中で出てきた付き人？（よっしーって言ったかな）は紹介されてましたけど。あと、これは好みもあると思うけど、ベースがちょっと強すぎるのと、スネアの音を拾いすぎな気が。途中で多少改善されたような感じがしましたが、最初はカエラのヴォーカルにモロにカブって聞こえ辛かったんでね。
とりあえず今回のライブは楽しめました。今後も期待大です。